10月15日からスタートするTBS系日曜ドラマ「陸王」は、「こはぜ屋」という足袋メーカーが物語の舞台となります。
実は、この「陸王」に登場する足袋メーカー「こはぜ屋」は、埼玉県行田市に実在する「きねや足袋」という会社がモデルになっているのでは??という噂があるので調べてみました!!
そして、ドラマのタイトルにもなっている「陸王」という名前は「こはぜ屋」が新規開発するランニングシューズの名前なのですが、その「陸王」のモデルとなったシューズについてもまとめてみました。
今回のドラマ「陸王」ですが、日曜よる9時のドラマ枠を振り返ってみると、2013年ドラマ「半沢直樹」が大ヒットして、週のはじまりの夜に日本人に勇気を与えてくれるドラマ枠として一大ブームとなりました。
その後も同じく池井戸潤原作の「ルーズヴェルト・ゲーム」「下町ロケット」がヒットし、池井戸ワールドの圧倒的な強さを感じ、また涙した人も多いことでしょう。
奥深くまた人情深い池井戸ワールドを一緒に旅してみませんか?どうぞ最後までごゆっくりお楽しみください^ ^
Contents
「陸王」基本情報
テレビ局;TBS 2017年秋シーズンの新ドラマ 日曜よる9時~
原作;池井戸潤「陸王」
脚本;八津弘幸(「小さな巨人」「下町ロケット」「半沢直樹」)
演出;福沢克雄(「小さな巨人」「下町ロケット」「半沢直樹」)
キャスト;役所広司、山崎賢人、檀ふみ、上白石萌音、寺尾聰 ほか
ストーリー;「陸王」は、老舗足袋メーカーである「こはぜ屋」が、会社の生き残りをかけて、足袋業界からランニングシューズ業界へと新規参入する物語。
スタッフ陣営は「半沢直樹」「下町ロケット」など、池井戸潤氏の原作を数々ドラマ化し成功させてきたメンバーが再集結!
会社内での対立、ライバルとなる大会社の組織との闘い、登場人物それぞれの人生がドラマチックに描かれていて、様々な人間模様を味わうことができる骨太の社会派ドラマになりそうです!
「陸王」の主人公である宮沢は、新規参入という試練を乗り越えることができるのでしょうか!?
☞ 陸王(ドラマ)のあらすじ,キャスト,相関図は?池井戸潤原作も解説!
「陸王」あらすじ
埼玉県行田市に位置し、創業100年の歴史を誇る老舗足袋メーカーのこはぜ屋。
創業100年という立派な社歴の一方で、時代の変化には抗えず、百貨店に卸す足袋の数は減少する一方でした。
その状況に、社長の宮崎紘一(役所広司)は会社存続の危機を感じていました。
しかし、宮沢はある百貨店のスポーツ用品店売り場を訪れた際に、珍しい5本指のスニーカーと出会います。
この5本指スニーカーとの出会いが、宮沢の運命を大きく変えることになるのです。
宮沢は5本指スニーカーと足袋の共通点を見つけ、そこから足袋の技術を活かしたシューズを製造販売できないかと考えます。
しかしながら、新規事業には多額の資金が必要となり、加えて、足袋業者が全く別業界であるランニングシューズ界に参入したというのは前例がありません。
失敗するリスクが大きい新規事業にもがきながらも、宮沢は「ケガや故障しにくい、ミッドフット着地を実現するシューズ」というコンセプトを掲げ、突き進んでいくのですが…。
■「陸王」あらすじへのコメント
あらすじを読んだだけで、なんだか「半沢直樹」っぽさを感じて、気分がワクワクしてきます!
半沢直樹は舞台が大手銀行でしたが、今回の「陸王」の舞台は零細企業。
零細企業の立場で、銀行や、取引先、そして巨大な組織であるライバル企業を相手に闘い、成功をつかみ取っていく過程は、きっと私たちに大きな感動を与えてくれることと思います!
日曜夜のドラマだけに、また「月曜日から仕事を頑張ろう!」と気持ちを新たにする人が増えるといいですね♪
■池井戸潤「陸王」最新のスペシャル動画はコチラ
「陸王」ドラマこはぜ屋の実在モデルは、老舗足袋メーカーのきねや足袋なのか!?
「陸王」のドラマに登場するこはぜ屋の実在モデルなのですが、埼玉県の老舗足袋メーカーのきねや足袋という噂が流れていましたので、この件について調べてみました。
きねや足袋株式会社について
会社名:きねや足袋株式会社
住所:埼玉県行田市佐間1-28-49
代表者:中澤貴之
設立:1949年(創業1929年)
事業内容:足袋、地下足袋、お祭り用品の製造卸
1949年、中澤足袋有限会社としてスタート
1966年、きねや足袋株式会社に改名
2013年、「ランニング足袋きねや無敵」を発売し全国的に話題になる
埼玉県行田市の地域は、1700年頃に江戸より足袋製法が伝えられ、発展していきました。
行田市のこういった歴史を後世に伝えていくために、「足袋の館」では、行田足袋作りを見学、体験することができます。
「陸王」に登場するこはぜ屋の“こはぜ”とは?
「陸王」のドラマに登場する、こはぜ屋の“こはぜ”という言葉には、一体どんな意味があるのでしょうか。
小鉤(こはぜ)というのは、実は足袋のかかと部分を留める爪型の金具のことを言います。
こはぜの素材は、金→象牙→鯨の骨→ブリキ→現在の真鍮へと変化をしていきました。
足袋のかかと部分の爪型金具に目を付けるなんて、池井戸さんのこだわりが感じられます。
「陸王」原作者・池井戸潤さんのコメントは?
「陸王」の原作者である池井戸潤さんは、「陸王」のモデルについて以下のようなコメントを出しています。
基本的にモデルになる人やモノはありません。そういうものがあると、逆に書くのが難しい。登場人物の「リアル」からは離れていくような気がします。
ということで、原作者の池井戸潤さんも言っているように、「陸王」のこはぜ屋のモデルは、きねや足袋ではない、と言われています。
2013年4月に、池井戸潤さんがきねや足袋さんを取材しているのですが、これはあくまで小説執筆にむけての参考のための取材であり、きねや足袋さんがガチガチのモデルというわけではないようです。
「陸王」ドラマこはぜ屋のシューズ”陸王”のモデルは、きねや足袋のMUTEKIなのか!?
「陸王」こはぜ屋のシューズ、「陸王」のモデルも気になりますね!
陸王のモデルは、きねや足袋のMUTEKIなのではないかという噂がネットで出回っていましたので、早速調べてみました!
きねや足袋のランニング足袋MUTEKIとは?
きねや足袋のランニング足袋MUTEKI(無敵)とは、いったいどんなシューズなんでしょう?
MUTEKIは、足袋に薄さミリの天然ゴムソールを手縫いで縫い付けた、新しい感覚の履物です!
そして、限りなく素足に近いのが特徴です。(ドラマ陸王のランニングシューズ、”陸王”と同じですね!!)
このMUTEKIですが、年配の方や健康志向の高い方に人気があって、発売以来大人気の商品なんです^ ^
MUTEKのメリットは?
きねや足袋のMUTEKIのメリットをまとめてみました。
【人間本来の走り方を取り戻せる】
MUTEKIのソールには、クッション等の保護材がないため、MUTEKIを履いて走ると、自然とつま先から着地し、人間本来の走り方を取り戻せるようになります。
ソールにクッションがあると、人間はかかとから着地しますが、クッションがないと、身体は衝撃を避けるために自然につま先から着地するそうです。
人間の身体って神秘的ですよね!
【走り方のくせを改善できる】
ソールの削れ具合、地面に着地する足の感覚により、自分の体重が走るときにどちらに傾いているかを知ることができ、走り方のくせを改善できます。
これはソールにクッションがあったら、把握することができないのです。素足に近いMUTEKIだからこそ、自分の足裏で感じることができるのですね( ?ω? )
【良心的な価格】
約5,000円前後で購入することができます。
一般的にランニングシューズは、10,000前後しますので、かなりお得ですよね。
手縫いでこの価格は良心的だと思います。
「陸王」の見どころは?
「陸王」の見どころをまとめてみました!!
最後の最後まで絶対に諦めない経営者、宮沢
今回のドラマの舞台となるスポーツは、マラソン・駅伝ですが、野球で言うところの9回裏2アウトでもあきらめない、主人公の宮沢。
野球で例えると、9回裏2アウトの状況でもあきらめない宮沢の生き様が見どころです。
とことん追い詰められても決して逃げない、投げ出さない。
それは宮沢は、家族、そして従業員たちの生活、人生を抱えているからです。
ついてきてくれた従業員たちを決して裏切ることにない責任ある経営者・宮沢の姿は、視聴者の胸に熱いものを残すはず。
零細企業こはぜ屋VS大企業アトランティス
零細企業のこはぜ屋と、大企業アトランティスの闘いも大きな見どころ。
大企業アトランティスは、こはぜ屋を虫けら同然に握りつぶそうとします。
簡単につぶせないとわかると、今度は卑劣で汚い手段で陥れようとします。
ですが、こはぜ屋は正攻法で突き進みます。これがこはぜ屋の最大の武器。
どんなに相手が卑劣な手段を使ってきても、それにのまれず、自分の土俵で勝負していくのです。
因果応報とはよくいったもので、人としてどうあるべきかを問うてくれるドラマ。
「陸王」は、人の基本に立ち返るよう暗に示す、深いドラマだと思います。
というわけで、
“陸王”ドラマこはぜ屋のモデルはきねや足袋(埼玉県行田市)という会社だった!!
をお届けしてきました^ ^
ドラマ”陸王”、ストーリーもキャストも、そして原作の背景まで、思いっきり楽しみましょうね♪
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